2パターンある夜勤専従の働き方

夜勤専従の看護師は、文字通り夜勤を専門として病院で働く。

病棟がある病院では夜間も患者を守る必要があるため、2交代制や3交代制といった夜勤を含んだ勤務体制を敷いている。

夜勤は、所属している看護師が交代で入るようにシフトを組むのが基本だ。

しかし、子育て中など夜勤できない看護師も一定数存在する。

このように、夜勤は人手不足になりやすく、それを補うために夜間の時間帯を専門に働く看護師が求められるのだ。

夜勤専従の看護師の働き方は、一般的に夜勤専従常勤と夜勤専従非常勤の2パターンだろう。

夜勤専従常勤は、1つの病院で常勤として看護師のことだ。

雇用形態は正社員で、副業は禁止されているのが一般的だろう。

それに対して夜勤専従非常勤は、雇用形態がパートやアルバイトとなる。

そのため、複数の病院に勤務する副業が認められているのだ。

夜勤専従常勤は正社員待遇が受けられるので、賞与や各種手当がしっかりと支給される。

夜勤専従非常勤より給与が高くなる傾向があるので、しっかりと稼ぎたい人は夜勤専従常勤をおすすめしたい。

一方、給与の高さより自分のライフスタイルに合った働き方をしたい場合は、夜勤専従非常勤が良いだろう。

複数の病院を掛け持ちすることで、より条件に合った勤務先を見つけるチャンスが広がる。

また、仕事にもメリハリが生まれやすくなるはずだ。

ちなみに、夜勤専従常勤は求人が少なく見つけるのが大変なことも多い。

ゆえに、まずは非常勤から始める方がスムーズに就職先が決まることが少なくないのだ。